RIKU OTANI OTANI-DIGITAL-ORTHO.COM
Aligner Orthodontics / Occlusion / Digital Dentistry
大谷 陸歯科医師
Riku Otani — DDS

神保町タワー歯科・矯正歯科 副院長/大谷歯科クリニック 矯正顧問/Study Club DIOz 代表

日々の臨床・患者様への説明・歯科医師教育・デジタル実践から生まれる一次情報を蓄積し、患者様と歯科医療従事者へ届ける公開ナレッジアーカイブです。

Career

大谷陸 ポートレート

Credentials

Licenses — 取得資格・検定

  • FAA 米国連邦航空局
  • Private Pilot — Airplane Single Engine Land
  • Instrument Airplane Rating
  • Commercial Pilot — Airplane Single / Multi Engine Land
  • JCAB 国土交通省航空局
  • 事業用操縦士(飛行機・陸上多発ピストン機)
  • 計器飛行証明(飛行機)
  • 検定
  • 3Dプリンター活用技術検定 2026年 合格

Fields

  • アライナー矯正・咬合インビザライン 150症例以上
  • Digital Dentistry・院内製作3Dプリンター/インハウスアライナー
  • 歯科医師教育Study Club DIOz 主宰
  • AI / DX・遠隔診療体制

LecturesALL →

  • 日本顎咬合学会 関東甲信越支部学術大会「デジタルを用いた反対咬合患者に対するアプローチ」
  • ORTC ウェビナー「新アライナー矯正学」
  • 北九州アライナー咬合学研究会「Digital Awakening」発足記念講演会
  • WHITE CROSS ウェビナー「GPのためのデジタルDIY」
  • FOREST-ONE社 DFAミーティング in 韓国「Beyond Boundary」(招待講演)
  • 日本顎咬合学会 学術大会総会「アライナー治療をデジタルを用いて再考する」
For Patients

患者様へ

矯正治療は、歯とからだと、あなた自身の毎日に関わる大きな決断です。ここでは、大谷歯科クリニックのマウスピース矯正の考え方を、できるだけわかりやすくお伝えします。

01

私たちの治療の考え方

矯正治療で迷われる方の多くは、「歯を抜くと言われないか」「本当にこの方法でいいのか」を気にされています。私たちがどう考えて治療を組み立てているかを、先にお伝えします。

01

健康な歯を残せる可能性を、まず考えます

はじめから「抜きましょう」とは言いません。歯を抜かずにすき間をつくる方法(歯の側面をわずかに調整する、奥歯を後ろへ動かすなど)で並べられないかを、先に検討します。
ただし、歯の重なりが大きい場合や前歯の突出が大きい場合は、抜いたほうが良い結果になることもあります。そのときは理由をご説明したうえで、両方の案を比べていただきます。

02

良いことも、リスクも、両方お話しします

抜く場合にもリスクがあり、抜かない場合にもリスクがあります。無理に歯を並べようとすると歯ぐきが下がりやすくなる、といったことです。
どちらか一方の良い面だけをお伝えすることはしません。両方を並べたうえで、選んでいただきます。

03

完璧な見た目より、現実に届くゴールを

治療前にお見せするシミュレーションは、あくまで設計図です。実際には骨や歯ぐきの状態、装置をつけていた時間によって、計画とのずれが出ます。
「画面のとおりになります」とは申し上げません。あなたのお口で現実的に到達できるところを目標に設計します。

04

検査の前に決めつけません

「抜歯が必要かどうか」「どのくらいかかるか」は、精密検査の結果を見てからお答えします。最初の相談だけで断定することはしません。
ただし費用だけは、最初のご相談から明確にお伝えします。これは検査を待たなくてもお答えできることだからです。

05

年齢を活かせる時期があります

成長期のお子さんや若い方には、アゴの成長と骨のやわらかさを利用できる時期があります。この時期は、歯を抜かずに並べられる可能性が広がります。
一方、大人になってから始める場合は選択肢がやや絞られます。そこも正直にお伝えします。

06

続けられるかどうかを、一緒に考えます

マウスピース矯正は、ご自分で取り外せてしまいます。だからこそ、決められた時間つけ続けられるかどうかが結果を大きく左右します。
私たちが最も重視しているのは、装置の性能よりも、あなたが無理なく続けられる形になっているかどうかです。

02

初回相談で行うこと・行わないこと

行うこと

  • いまのお悩みをうかがいます
  • お口の中を見て、現状をお見せします
  • 治療の考え方をご説明します
  • 必要な検査をご案内します
  • 費用の仕組みを明確にお伝えします

行わないこと

  • 検査前に「抜歯が必要です」と断定すること
  • 治療期間を検査前に言い切ること
  • その場で契約を迫ること
  • できないことを「できる」と言うこと

初回相談は、診断を確定する場ではありません。抜歯の要否・治療期間は、精密検査の結果をもとにお答えします。ただし費用だけは、最初のご相談から明確にお伝えします。検査を待たなくてもお答えできることだからです。

その場で決めていただく必要はありません。治療シミュレーションの動画をスマートフォンで撮って持ち帰り、ご家族と相談していただくこともできます。迷われている方には、およそ2週間後にあらためてお話しする機会をこちらからご提案しています。

03

私たちの説明のしかた

「先生が言うから、そうなんだろう」で終わらせたくないと考えています。何を見て、なぜそう判断したのかまで含めてお伝えします。

まず、現状をお見せします

お口の中の写真、レントゲン、数値。言葉だけで説明せず、実際に見ていただくところから始めます。

「どこが気になりますか」から始めます

こちらの所見を先に並べるのではなく、まずご本人が何を気にされているかをうかがいます。

「なぜそう考えるのか」まで説明します

結論だけをお伝えすることはしません。その判断の理由を、検査結果と結びつけてご説明します。

目で見てわかる形にします

治療後の歯並びのシミュレーションや、治療しなかった場合に想定される変化を、画面上で操作しながらお見せします。

04

お子さんの矯正について

成長を活かせる時期があります

お子さんの矯正では、アゴの成長を利用できる時期があります。この時期には、大人になってからでは選びにくい方法——たとえば歯を抜かずに並べる——が選択肢に入りやすくなります。

一方で、早ければ早いほどよいわけでもありません。始めるべき時期は成長段階によって異なるため、小児歯科専門医である院長とともに見極めます。

ご本人の「やってみたい」を大切にします

マウスピース矯正は、装置を自分で外せてしまいます。だからこそ、決められた時間つけ続けられるかどうかが結果を大きく左右します。

保護者の方のご希望だけで始めるのではなく、お子さんご本人の言葉で「やってみたい」と出てくるのを待つことを大切にしています。

05

費用について

成人矯正770,000円(税込)
小児矯正550,000円(税込)
部分矯正220,000円〜440,000円(税込)

相談・検査・調整料・抜歯・IPR(歯の側面の調整)・保定装置・追加のマウスピース・遠隔モニタリング —— 治療に必要なものはすべて表示価格に含まれています。途中で追加の費用はいただきません。

矯正治療は自由診療(保険適用外)です。

06

遠くにお住まいの方へ

オンラインでの矯正相談と、専用ツールによる遠隔モニタリングを組み合わせ、通院回数を抑えながら歯科医師が継続的に経過を確認する体制を整えています。名寄市外・道北エリアにお住まいの方もご相談いただけます。

夜間(20:00〜21:00)のオンライン相談枠もご用意しています。

クリニックのご案内 よくある質問
07

よくある質問

検索キーワードからではなく、実際のご相談で繰り返しお受けした質問をもとに構成しています。よく聞かれる順に並べています。

費用はどのくらいかかりますか?

回答

成人矯正 770,000円、小児矯正 550,000円、部分矯正 220,000〜440,000円(すべて税込)です。相談・検査・調整料・抜歯・IPR・保定装置・追加のマウスピース・遠隔モニタリングまで、治療に必要なものはすべて含まれています。途中で追加の費用はいただきません。

なぜそう考えるのか

抜歯の要否や治療期間は検査をしないとお答えできませんが、費用は検査を待たなくてもお伝えできます。ここを曖昧にしたまま検査に進んでいただくことはしません。

ご注意

矯正治療は自由診療(保険適用外)です。

痛いですか?

回答

歯が動くときの痛みや違和感が出ることがあります。感じ方には個人差があり、「まったく痛くない」とは申し上げません。

目安として

新しいマウスピースに交換した直後に締めつけられる感覚が出て、数日で慣れていく方が多いです。強い痛みが続く場合はご相談ください。

マウスピースが予定通り動かなかったらどうなりますか?

回答

途中で歯の動きを確認し、計画とずれが出ている場合は、あらためてお口の中をスキャンして治療計画を作り直します。追加のマウスピースを作る費用も治療費に含まれていますので、そのために追加のご負担が生じることはありません。

なぜそう考えるのか

シミュレーション通りに100%動くとは考えていません。骨や歯ぐきの状態、装着時間、生体の反応によって、計画と実際にはずれが出ます。それを想定に織り込んだうえで設計しています。

ずれの主な原因

最も多いのは装着時間の不足です。決められた時間つけられているかどうかで、結果は大きく変わります。

抜歯せずに矯正できますか?

大谷の回答

健康な歯を保存できる可能性を、まず検討します。歯を抜かずにスペースをつくる方法として、歯の側面をわずかに調整するIPRや、奥歯を後方へ動かす方法などがあります。ただし、症例によっては抜歯が適切な場合もあります。

なぜそう考えるのか

抜歯にも非抜歯にも、それぞれリスクと限界があります。非抜歯にこだわって無理に歯列を広げると、歯肉退縮などのリスクが高まることがあります。どちらか一方が常に正しいわけではありません。

検査では何を見るのか

顔貌・口腔内写真・パノラマX線・セファロ分析・デジタルシミュレーションから、必要なスペースの量と、それを非抜歯で確保できるかを評価します。

回答が変わるケース

叢生(歯の重なり)が非常に大きい場合や、前歯の突出が大きい場合には、抜歯を含めた計画のほうが適切なことがあります。両方の案を比較してご説明します。

毎月通院しないといけませんか?遠方からでも治療できますか?

回答

専用ツールによる遠隔モニタリングを使い、通院回数を抑えながら経過を確認しています。名寄市外・道北エリアからも治療を受けていただけます。

どういう仕組みか

ご自宅でスマートフォンからお口の中を撮影していただき、そのデータを歯科医師が確認します。来院が必要なタイミングだけお越しいただく形です。

オンライン相談について

初回のご相談はオンラインでも可能です。平日夜間(20:00〜21:00)の枠もご用意しています。ご予約は公式LINEから承ります。

子どもの矯正は何歳から始めればいいですか?

回答

お子さんの成長段階によって異なるため、一律に「何歳から」とは申し上げていません。まず一度見せていただき、いま始めるべきか、もう少し待つべきかをご説明します。

なぜそう考えるのか

お子さんの矯正には、アゴの成長を利用できる時期があります。この時期には、大人になってからでは選びにくい方法が選択肢に入りやすくなります。一方で、早ければ早いほどよいわけでもなく、時期を待ったほうが結果的に負担が少ない場合もあります。

検査では何を見るのか

歯の生え変わりの状況、アゴの成長段階、レントゲンで見る永久歯の位置などから判断します。当院では小児歯科専門医である院長と一緒に見極めます。

大切にしていること

マウスピース矯正は自分で外せてしまうため、ご本人が続けられるかどうかが結果を左右します。保護者の方のご希望だけで始めず、お子さんご本人の「やってみたい」という言葉を待ちます。

前歯がきれいになったら終わりですか?噛み合わせも治しますか?

回答

見た目だけを整えて終わりにはしません。奥歯を含めた噛み合わせが機能する状態を治療のゴールとして設計します。

なぜそう考えるのか

前歯の並びだけを揃えても、噛み合わせが合っていなければ、特定の歯に負担が集中したり、後戻りしやすくなったりします。矯正は歯を並べる処置であると同時に、噛み合わせをつくり直す処置でもあります。

治療後について

治療が終わったあとは保定装置で歯並びを安定させます。保定を怠ると後戻りする可能性があるため、ここまでを治療の一部としてご説明します。

08

リスク・副作用について

矯正治療には、次のような可能性があります。ご相談の際、検査結果をもとに個別にご説明します。

  • 歯が動くときの痛みや違和感(感じ方には個人差があります)
  • 歯ぐきが下がる(歯肉退縮)可能性
  • 装置により歯みがきがしにくくなり、むし歯・歯周病のリスクが上がる可能性
  • 歯の根が短くなる可能性
  • 当初の計画を修正する必要が生じ、治療期間が延びる可能性
  • 装着時間が守られない場合、計画どおりに歯が動かない可能性
  • 治療後、保定を怠ると歯並びが戻る(後戻り)可能性

当院での対応が難しい症例もあります。顎変形症・外科矯正などが適切と判断した場合は、無理にお引き受けせず、適切な医療機関をご案内します。

09

ご相談はこちらから

矯正のご相談は、大谷歯科クリニック(北海道名寄市)で承っています。オンラインでのご相談も可能です。

クリニックのご案内を見る

ご予約・無料矯正相談は公式LINEから承っています。オンライン面談・ご来院のどちらもお選びいただけます。

For Professionals

歯科医療従事者へ

アライナー矯正の診査診断・治療計画設計から、Digital DIY・医院づくりまで。実際の症例と教育活動から得られた知見を、再現可能なかたちで共有します。監修前ドラフト

01

診断プロトコル

顔貌
口腔内写真
口腔内所見
パノラマ
セファロ
ClinCheck

この順序を崩さない。顔貌から入ることで、口腔内所見が顔貌のどの問題に紐づくかが先に決まり、治療目標が「歯列を整える」ではなく「顔貌に対して何を解決するか」から立ち上がる。

セファロ分析は SNA・SNB・ANB・FMA・ゴニアルアングルの要点に絞る。すべての計測項目を並べるのではなく、骨格性か歯槽性か、垂直的にどの方向へ動かせるかの判断に必要な項目だけを見て、そのままデジタル治療計画(ClinCheck)へ接続する。

02

治療計画設計の判断軸

01

スペース獲得量から抜歯を判断する

非抜歯ありきではない。必要なスペース量を算定し、IPR・遠心移動で獲得できる量と対比する。獲得可能量を超えて無理に歯列を拡大すると、アーチ外への歯冠移動となり歯肉退縮のリスクが立ち上がる。非抜歯へのこだわりが、そのままリスクに変わる境界を先に把握しておく。

02

抜歯連鎖を避ける

1本の抜歯判断が、対合・反対側の抜歯を連鎖的に要求する設計になっていないかを確認する。連鎖が始まる計画は、初期設計に戻って組み直す。

03

設計と実際の乖離を織り込む

ClinCheck上の移動量がそのまま実現するとは考えない。とくに圧下は計画量の全量が出ない前提で、再スキャン・追加アライナーを例外ではなく標準工程として計画に組み込む。具体的な達成率の数値は監修後に公開

04

到達可能なゴールを設定する

理想咬合ではなく、生体反応・骨と歯肉の状態・咬合・装着状況から現実に到達できる地点を治療目標に置く。ゴールを下げるのではなく、到達できない地点を目標に掲げないという設計判断

03

臨床トピック

IPR(隣接面削合)

コンタクトポイントのみを狙った段階的なブレイク。天然歯より補綴物側を優先。後回しにしない——必要な時期に入れないと以降の移動が計画から外れる。左右差をつけることで正中補正にも使う。

アタッチメント

ボーイングエフェクトを防ぐ設置原則。圧下では隣接歯に横長アタッチメントを置いて固定源をつくる。設置手技は標準化してDH業務に移譲できる。

エラスティック

段階的な強度設計。装着時間の指導が結果を左右するため、指導法まで含めて設計する。オープンバイト症例への応用。

歯肉退縮と安全ゾーン

主因はアーチ外への歯冠移動。ルートトルクをコントロールして歯根を骨内に収める設計にする。残存歯を固定源として戦略的に使う。

再スキャンと追加アライナー

ずれが出た時点で早期に再スキャンする。ずれたまま枚数を消化させない。追加アライナーの費用を治療費に織り込んでおくことで、判断が費用に引きずられなくなる。

装着時間という最大の変数

技術的難易度よりも装着時間の遵守が結果を決める。実際には申告より短いという前提で、時間を徹底させる仕組み自体を治療の一部として設計する。

具体的な削合量・アタッチメント形状・移動量の数値は、大谷本人の監修を経てから公開します。

04

治療方針の設計思想

患者向けページに掲げている6つの方針を、臨床的な根拠の側から述べます。

方針臨床上の意味
健康歯質の保存を優先抜歯・非抜歯のいずれも選択肢として算定したうえで、獲得可能スペースとリスクの対比で決める。保存を「理念」ではなく計算の出発点として扱う
リスクの両論併記抜歯のリスクと非抜歯のリスクを対で提示する。片側だけの提示は、同意の前提を欠く
到達可能性の優先シミュレーションを絶対視しない。乖離を織り込んだ設計にすることで、追加アライナーが「失敗の補填」ではなく計画内の工程になる
検査前に断定しない初診で診断を確定しない運用を医院の方針として明示する。勤務医が「その場で答えねばならない」圧力から解放され、誤った断定が減る
年齢を資源として扱う成長発育と骨の柔軟性がある時期は非抜歯の選択肢が広がる。成人では選択肢が絞られることを、難易度として正直に扱う
自己管理を成否の主因に置く装着時間が最大の変数である以上、動機づけと管理の設計は術式と同格の臨床課題。小児では保護者ではなく本人の納得を先に取る
05

患者説明の設計 — 再現できる型にする

説明の巧拙を「talent」ではなく手順に落とすことで、勤務医とスタッフに移譲できるようにしています。

事実提示 → 理由説明の反復

「これは何を言いたいかというと」で所見に意味を与える。現状提示 → 本人の主訴確認 → 専門的所見 → 理由、の順序を崩さない。

非対称な情報開示

抜歯要否・治療期間は検査結果まで断定を避ける。一方、費用だけは初診で明確に提示する。患者の3大質問に対して開示のタイミングを意図的に分ける。

リスク開示とフォローをセットに

デメリットを先に正直に伝え、直後に安心材料を添える。順序を逆にしない。

保留患者への2週間設計

即決を迫らず、次の対話ポイントをこちらから提示する。シミュレーション動画を持ち帰ってもらい、家庭内の意思決定に入る。

日常語への翻訳

移動量と枚数の関係、IPRの削合量、リスクの度合い —— 抽象的な数値を身近な比喩に置き換えて、記憶に残る形にする。

可視化を説得に使わない

シミュレーションは「こうなります」ではなく「こう設計しています」として見せる。到達可能性の議論とセットにする。

06

Digital DIY — 院内でできることを増やす

「デジタル化とは機械を買うことではなく、医院の選択肢を増やすこと」。最初から全部を内製する必要はありません。リテーナー・模型・簡単な設計から小さく始め、内製と外注の線引きを判断できるようになることを重視しています。

「デジタル化には1,000万円単位の投資が必要」という前提で足が止まっている先生が多い。高額リースの返済のために無理な症例獲得に走る前に、低コスト機材で小さく始めて検証する道があります。

STL / CAD

スキャンデータを触れるようになるだけで選択肢は増える

3Dプリント

精度のリアル、熱成型のコツ、導入で多い失敗と失敗しにくい始め方

インハウスアライナー

熱成型タイプを中心に、向く症例・向かない症例の判断基準

スプリント・技工物

アライナー関連技工物の院内製作と運用

内製と外注の線引き

何を院内に持ち、何を出すか。無理なく回る運用設計

データ管理

症例管理・データ運用の標準化

07

医院運営・スタッフ育成

01

初診相談は「診断」ではなく「信頼形成」の場

その場で診断を確定しなければというプレッシャーを勤務医に持たせない。検査前に断定しないことを、逃げではなく方針として共有する。

02

同意書は「説明漏れ防止のチェックリスト」

法的な防御ではなく、説明すべき項目を落とさないための運用ツールとして位置づける。

03

スタッフへの技術移譲とTC中心の運用

アタッチメント設置など標準化できる処置はDH業務として設計する。カウンセリングはTCが担う体制へ。

04

導入初期は間口を広げ、危険な症例は選別する

症例数を積むことと、リスクの高い症例を引き受けないことは両立する。線引きを先に決めておく。

05

アウトカムシミュレーターを1年目から標準運用に

クリンチェックはキャンセル料が発生するが、アウトカムシミュレーターは無料で、スキャン直後にその場で患者へ提示できる。勤務医が1年目から大まかな治療計画を作るルーティンにすることで、習熟が早まる。

08

講演・発表

講演会演題
2024日本顎咬合学会 関東甲信越支部学術大会
会員発表
「デジタルを用いた反対咬合患者に対するアプローチ」
2025ORTC ウェビナー
越智信行先生と共演
「新アライナー矯正学 〜デジタル化で見えてきたもの〜」
大谷パート:「楽しく始めよう!3Dプリンターを用いた歯科臨床」
2025北九州アライナー咬合学研究会
発足記念講演会
「Digital Awakening」
2025ORTC ウェビナー
11月・越智信行先生と共演
「アライナー矯正による咬合再構成 〜治療前後のCT重ね合わせからみえてきたもの」/「ゼロからわかる、口腔内スキャナー」
2026ORTC ウェビナー
1月・単独
「"今さら聞けない"基本のキから学ぶ、デジタル歯科技工のホントの話」
2026EN東京 第5回例会
会員発表
「低コスト機材を用いた院内スモールデジタルDIYの実践」
2026WHITE CROSS ウェビナー
3〜6月配信・88分
「GPのためのデジタルDIY 〜インハウスアライナーを『現実的な選択肢』にする方法〜」
2026FOREST-ONE社 DFAミーティング in 韓国
招待講演
「Beyond Boundary」
2026日本顎咬合学会 学術大会総会
会員発表
「アライナー治療をデジタルを用いて再考する」
2026FOREST-ONE社 DFA Start Summit
KOL登壇・品川/10月
演題は確定後に掲載
09

スタディクラブ・教育活動

10

ナレッジアーカイブ

実際の相談・診療・教育から生まれた一次情報を、匿名化と監修を経て構造化して蓄積します。以下は本実装で使う構造です。

12

最新のアーカイブ サンプル表示

faq-extraction-001抜歯せずに矯正できますか?2026-08-31
conv-patient-0xxマウスピースが予定通り動かなかったらどうなりますか?準備中
case-0xx非抜歯・IPRを併用した叢生症例(Clinical Decision Archive)準備中
diy-note-0xx3Dプリンター、置物になっていませんか — 院内製作の最初の一歩準備中
13

Clinical Conversations — 生の質問×生の回答

実際のオンライン相談で聞かれた質問を、個人を特定できない形に編集して掲載します。1つの質問に対して「回答 / なぜそう考えるのか / 検査で見ること / 回答が変わるケース」を必ずセットで示し、患者向けと歯科医療従事者向けで同じ原典から表示を切り替えます。

14

Case Complete — 症例を「意思決定の記録」として残す

Before / Afterだけでなく、1症例ごとの意思決定プロセス全体をアーカイブします。

1 — 相談・診査

初回相談時の患者様の言葉 / 主訴 / 口腔内所見 / パノラマ・セファロ / 問題リスト / 診断

2 — 選択肢と意思決定

抜歯案・非抜歯案 / 各案のメリット・リスク / なぜ最終計画を選んだか / 患者様が迷った点と最終決定

3 — 治療の実際

デジタル治療計画 / IPR・アタッチメント・エラスティック / 遠隔モニタリング / 予定との差・再スキャン・追加アライナー

4 — 結果と振り返り

最終結果・咬合評価 / 保定 / 期間・費用・リスク / 大谷の症例振り返り / 従事者向けTips / 関連症例・FAQ

症例は公開同意を得たもののみを、匿名化と監修を経て掲載します。症例数・費用等の数値を推測で掲載することはありません。

15

公開までの流れ — Human-in-the-loop

診療・相談・セミナー(Google Meet 議事録)
個人情報の除去・匿名化
質問・回答・判断・数値の構造化(AIドラフト)
医療広告・表現チェック
大谷本人によるレビュー・承認
公開

医療情報のため、AI生成コンテンツがレビューなしで公開されることはありません。

Clinic

大谷歯科クリニック

北海道名寄市。子どもから大人までのマウスピース矯正と一般診療。デジタル技術と遠隔モニタリングを活用し、道北エリアの通院負担を抑えた治療体制を整えています。

otani-digital-ortho.com/clinic/nayorohanarabi

01

医院情報 掲載前に院内確認

名称医療法人社団 大谷歯科クリニック
所在地〒096-0014 北海道名寄市西4条南9丁目14-16
電話01654-3-0801(現地対面のご予約)
診療時間月〜金 9:00-13:00 / 14:00-18:00 土 9:00-13:00 日祝 休診
矯正診療月・水・金 9:00-13:30 / 15:00-19:00(来院)+ 20:00-21:00(オンライン)
火・木 20:00-21:00(オンラインのみ)
診療内容成人矯正 / 小児矯正 / 一般診療 / 小児歯科
アクセスJR宗谷本線 名寄駅より約773m 無料駐車場7台

矯正治療の費用

成人矯正770,000円(税込)
小児矯正550,000円(税込)
部分矯正220,000円〜440,000円(税込)

相談・検査・調整料・抜歯・IPR・保定装置・追加のマウスピース・遠隔モニタリング —— 治療に必要なものはすべて表示価格に含まれています。途中で追加の費用はいただきません。

「通うたびに調整料がかかる」「マウスピースを作り直したら別料金」ということがないよう、最初にお伝えした金額のままで治療を終えられる仕組みにしています。費用の話は、初回のご相談時に必ず明確にお伝えします。

矯正治療は自由診療(保険適用外)です。治療にはリスク・副作用があります(→ 患者様へ)。

02

2人の歯科医師で診ます

01 — Orthodontics

大谷 陸 矯正顧問

日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医。医療法人愛晴会 神保町タワー歯科・矯正歯科 副院長。

東京でマウスピース矯正の治療計画に日常的に携わる歯科医師が、名寄でも同じ基準で計画を立てます。遠方の大学病院や専門機関へ通う負担なく、デジタル矯正を受けていただけます。

PROFILE →
02 — Pediatric

大谷 秀二 院長

日本歯科専門医機構認定 小児歯科専門医。

小児矯正は、アゴの成長を利用できる時期に行うことが鍵になります。小児歯科専門医である院長が、お子さんの成長段階を見極めたうえで治療をご提案します。

矯正は大谷陸、小児は小児歯科専門医の院長。それぞれの領域を、担当する歯科医師がはっきり分けて診ています。

03

オンライン相談の流れ

オンラインで矯正相談(悩みの聞き取り・考え方の説明)
来院して精密検査
検査結果とシミュレーションをもとに治療計画をご説明
治療開始 — 遠隔モニタリングで経過を継続確認
04

当院での対応が難しい場合

顎変形症・外科矯正・舌側矯正・本格的なワイヤー矯正による複数装置の比較をご希望の場合など、症例によっては高次医療機関や矯正専門の医療機関のほうが適切な場合があります。その際は無理に当院での治療をおすすめせず、適切な選択肢をご案内します。